盛日和

日記のようなもの

【即興】2023年を振り返る

やけに明るいセブンイレブンの店内でクリスマスソングが流れてくる季節が今年もやってきた。

2023年にはいろいろなことが起きた。

ツイッターはXに変わり、トルコ・シリア大地震では5万人を超える人が亡くなり、北大西洋ではタイタニック見学の潜水艇が行方不明になった。リビアでは大洪水が起き、中国の李克強前首相が急死し、ロシアのウクライナ侵略をめぐる戦況は膠着している。

中古車販売大手ビッグモーターが保険金を不正請求していることがわかり、ジャニーズ事務所が性加害を認め謝罪し、ガソリン価格は過去最高値を記録。大谷翔平は米大リーグで本塁打王に輝いてドジャースへの移籍を決め、米軍のオスプレイ屋久島沖に墜落し、闇バイトの指示役「ルフィ」らが警視庁に逮捕された。

12月には自民党安倍派の複数の幹部らによる裏金疑惑が浮上し、岸田政権の内閣支持率は2割台で低迷している。イスラエルイスラム主義組織ハマスとの戦闘も終結が見通せないままだ。

世界はいろいろな問題で満ちている、と思う。

そうはいっても、自分を顧みると、不足なくご飯が食べられ、安定した収入があり、同僚や友人と日常的に気の置けないやり取りをし、家族も皆それぞれ健康に暮らしている。ガス・ストーブの付いた暖かな家でこうしてブログを書くこともできる。これ以上望むことはない、満ち足りた生活を送っているのだと思う。

仕事でいえば、今年は匿名性の高い仕事をする機会が多かったように思う。自分でなければできなかった仕事をしたと胸を張って言うことができない。間違いが許されずかつスピードが要求されるが一つ一つの作業自体はそれほど難易度が高いわけではない。そんな仕事が多かったような気がする。これは入社二年目の宿命のようなものかもしれない、と自分を納得させようともしたけれど、おそらく理由はそれだけではないように思う。

せっかくこの仕事をしているのだから、来年は自分にしかできないような仕事というものを増やしていきたい。自分が見なければ、書かなければ、それが社会に知られることはなかった――そんなオリジナリティのある仕事を。それが地方でこの仕事をする意義でもあるように思うから。

そういえば、今年はインフルエンザが大流行しているようです。日に日に寒さも募っております。皆さまにおかれましては、お身体を冷やさないようにして、くれぐれもご自愛ください。今年もよく頑張りました。来年が良い年になることをここから祈っております。メリー・クリスマス。

 

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