盛日和

日記のようなもの

映画「ひらいて」を見に行った

きょうは映画を見に行きました。「ひらいて」という邦画です。

hiraite-movie.com

私は映画に疎く、映画館へ見に行く作品はSNSなどで人づてに評判を聞いたものがほとんどです。信頼している映画通の方は何人かいらっしゃるのですが、今回はそのうちの一人、ココナツ・チャーリーさんが本作品を観に行っていたのを知って、渋谷シネクイント10:40からの上映回を予約しました。

charlieinthefog.com

結論から申し上げますと、見に行って大正解でした。良かったポイントはいくつかあるのですが、何を差し置いても山田杏奈演じる愛が個人的にかなり良かったです。何がよかったかというと、個人的に一番感情移入しやすかったというのがあります。

愛は自分の欲求にかなり忠実で、思ったことは即行動に移すタイプです。ここが私の性格と似ているなと思ったところでした。私も友人に言わせれば「行動力がある人」らしいのですが、私の場合、行動力が発揮されるのは局所的だと分析しています。つまり、普段は割とぼーっとしているけれど、ここだというときに割と大胆な決断をするという感じ。しかし愛の場合は常に「はい!!今!!!!」みたいな感じで行動をしているので、なんというか私がいつも躊躇うことを代理でしてくれているような凶暴さ?があって、そこがまた危うくて魅力的で見入ってしまいました。とっても爽快!でも画面の中の愛は行く先々でそれはそれは傷だらけになって血だらけになって帰って来るので、やっぱりこれは映画のなかだけでいいなと思いました。

映画を見ながら、この視線の動きってなんだろうとか恋をしている女の子ってこんな顔するんだとかなんかそんな発見がいっぱいあって楽しかったな。あと嫉妬している時の顔とか。かわいらしかったなあ。役者ってすごいなと思います。あんなの普通できひんって。