盛日和

日記のようなもの

2022年の抱負的な

2022年1月2日
盛様

 

こんばんは。2022年が明けましたね。

ここには新年の抱負のようなもの、年頭所感を書き記しておきたいと思います。近い未来の私はこれを読んでどのような感想を持つでしょうか。それでは徒然なるままに。

 

健康に気を付ける

いい仕事は健全な心身があってこそ生まれるものです。暴飲暴食は避けてください。睡眠は確保できていますか。上京して4年。寝具もそろそろ取り換え時かもしれませんね。ちゃんと眠ってちゃんと食べておけば、大抵のことは乗り越えられます。運動ができればなおよしです。しかしできたらでOKです。

交通事故に注意する

あなたはおそらく自家用車を買うでしょう。そして、いろんなところへ行く機会が増えるでしょう。自らの運転技術を過信せず、常に安全運転を心がけてください。人身事故を起こせば、相手の人生はもちろん、自分の人生も台無しになってしまいます。注意してもしすぎることはありません。基本の確認を怠らないようにしましょう。

あとあなたはハイになると周囲が見えなくなることが度々ありますよね。例えば大学1年の2月頃、中国・南京でいい気になって歩いていたら車に轢かれそうになったことを覚えていますか。小学校の時、正面衝突の事故をしたのを覚えているでしょうか。自分がおっちょこちょいであることを自覚してください。

上司からの煽りや、他社との競争の中で一秒でも早く現場に着かなければならない時もあるかもしれません。焦ることもあるかもしれません。しかし、事故をしてしまえば一巻の終わりです。十分注意するようにしましょう。

量をこなして仕事を覚える

これは一度経験があるので言うまでもないかもしれませんが、新人は習うより慣れよ、です。四の五の言わず、まずは仕事の形を覚えて量をこなしましょう。

機械的になりすぎない

「量をこなす」というのは、ややもすれば「機械的にこなす」になってしまいます。自分からすれば一業務であっても、相手からすれば一生に一度の体験になると思います。そしてあなたの仕事は後世に残り、少なからず社会に影響を与えます。相手がひとりの人間であることを忘れないでください。歴史的資料として参照される可能性があることを忘れないでください。またたくさんの死に接することになると思いますが、それにもあまり慣れたくないです。悪い意味で染まりすぎないように心を強く持ってください。

現場・経験を大切に

あなたは、現場を踏みたい、歴史の転換点をこの目で見てみたいという意志をもってこの仕事を選びました。その志を忘れないでください。現場を歩き回ってください。一人でも多くの人の声を聞いてください。五感を使ってあらゆる物事を感じてください。経験がものを言います。そして経験することで自分の血肉になります。先入観だけで判断したり、頭でっかちになるような怠慢があるならこの仕事を辞めるべきです。

知識・理論を軽視するな

現場を見たとしても、それだけで終わってしまってはなりません。その出来事は社会にとってどのような意味があるのか、大きな歴史の流れのなかでどこに位置づけられるのか、そうした抽象と具体の反復がなければ、本質を突いた言論活動はできません。付加価値のついた情報は生まれません。あなたが見たことを、さまざまな知識や理論と結び付けてください。勉強を怠ってはなりません。貪欲に楽しくいろんなことを学んでいきましょう。

人と比べるな

自社・他社問わず、「同期と比べて自分は...」と落ち込むこともあるかもしれません。しかしキャリアは長期戦です。目先の評価や成果で一喜一憂するのではなく、焦らず急がずやっていきましょう。あと自分が地方出身だからといって、卑下することはありません。地方出身だからこそ何ができるかを考えてください。あなたがあなたの感性を信じないで、誰がほかにそれを信じるのですか。

遠野物語』の序文を思い出すべきです。

願はくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ

大学学長が贈ってくれた言葉を覚えていますか。

静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く

謙虚に図々しく

名刺一枚でホームレスから首相にまで会えるわけですが、それはあなたの力によってではありません。夜郎自大になるなど言語道断です。謙虚に仕事してください。とは言っても、小さくなる必要はありません。聞きたいことは聞く。曖昧なままにしない。正しくないことは正しくないと指摘する。時には図々しくなって、粘り強く仕事をしてください。

初心忘るべからず

以上のことは、「初心」と言い換えることもできると思います。理想と現実の落差に落胆することもあるかもしれませんが、理想は持つことが大事なのです。静かに坦々と理想のために邁進せねばなりません。うんうん死ぬ迄押していくのです。

わがともよ よきふみつづれ ふるさとの みづたのあぜに よむひとのため